命がけの退院生活。

2003年10月8日
と、いうわけで入院してました。
本当はもっと長い間病院にいなきゃなんないけど、
肉体的に精神的にも限界でした。

特別な処置をしてたわけじゃなく、
あくまでも妊娠経過の悪い私への安静生活。
とはいえ、色々と検査・回診などで
ゆっくりすることができず、
はたまた夜9時の消灯過ぎたって、
同室のバカヤロウの高イビキで寝れやしない。
ただでさえも、妊娠後半に入り、
身体の状況から安眠なんぞできないのに、
本当に何故か毎日睡眠不足で悩んでいた。

それから、家族と離れるということ。
これは私にとって刑務所を思わせる恐怖感があった。
確かにパパは毎日私に会いにきてくれたけど、
心配性で不安ばかりしていた私が、
そんなに簡単に病院に1人取り残されて、
元気なはずがない。
いつ退院できるか、それこそ生きて帰れるかなんて
わかんないのに。
毎晩、泣いて過ごした。

結局、リスク覚悟で退院。
でも退院って、ある程度元気じゃないと
させてもらえないから、
私は「決していい状態じゃないけど」という条件のもと、
また入院しなきゃならない、しばしの最後の休息なのかもしれないね。

そんなわけで大好きなパパの元に帰ってきた。
最初は実家にいたんだけど、
パパとどうしても一緒にいたくて。

今回ほど私はアホかと思ったことはない。
子供の気分じゃないかと思うんだけど、
パパと一緒にいないと不安で押しつぶされそうに
なっちゃうんだよね。
病院でもそうだったけど、
ノイローゼになるんじゃないかと思ったし。

少しパパに甘えます。
いいよね、どうせまた入院するんだもん。

バブルバス・ラブ

2003年9月23日
最近パパにお風呂に入れてもらえる。
実はどんどんお腹が大きくなって、
身体が思うように洗えてなかった。
・・・・と、パパに入れてもらえるようになって
気がついた。

自分でもう身体が洗えなかったので、
パパに洗ってもらうと気持ちがいい。
あぁ〜お風呂に入ったぁ〜と、
すごく感じ、気分爽快になる。

いろんな気持ちが複雑で、
今でもどうしていいのかわからなくなることがある。
けど、ちょっと前に比べたら、
私は元気になってきたかもしれない。
できる限りの家事は全部自分でやっている。
母は怒るけど、今のうちにしておきたいことは、
パパに頼まず自分で苦しくても涙を流しても、
自分でやっている。

朝から出かけ、一日中歩いたって、
「疲れた」とは決して言わないようにして、
何故か思い荷物を持つパパに気を遣っている。
どっちが妊婦やら・・・・。

少しずつ自分の気持ちを吐き出すことによって、
乗り越えて乗り越えて、また乗り越えてきた。
あと、どれくらい乗り越えなければならないんだろう・・・・。
考えると気が遠くなるネ・・・ハハッ。

いけない!もう出かけなきゃ!
これから病院に行きます。

眠れない夜には。

2003年9月22日
そうです!とりあえずパソコンを開き、
日記を書いてみることです。
ずいぶんネ、精神統一するからさ、
いいよ。思ったこと書くって。

パパはもう寝ています。
毎日のお仕事で疲れているんだよね。
でもさ、実は私のほうが
ほとんど寝てないっていうのが現状だったり。

昨夜はまたもや眠れず、結局1時間半しか
寝てなかった。妊婦が睡眠不足はヤバイらしいんだけど、
寝れないんだからしょうがない。
疲れがたまりすぎてるんだけど、
突然入院でもしたらいけないと、
何だか寝てられないし、いろいろ考えてしまう。

ホントに私はよく考える。
昔は、考えすぎとかって言われたりしたっけ。
いや・・・・あんまり考えてなかったのよ。
だけどね、会社に入ってからかなぁ〜。
性格改善みたいなことさせられちゃったかなぁ。
一生懸命やってる私なのに、
「甘くみんなよ!」みたいな人がいたからさ。

のほほんと生きられればそれでいいんだけど。

あっ!そうそう私の日記ってね、
日にちと内容がズレてる時が多いです。
あのね、エッセイ感覚で書いてるから、
軽い気持ちで読んでちょうだいねぇ〜!
さっき、私の気持ちとは裏腹に、
突然パパに切り出した。
何も考えず、自分の口が動くのを
自分でダマって聞いていた・・・・そんな感じでした。

いつもパパに何かと言う話があるんだけど、
今夜はそういうんじゃなく、
何だか別の人が話したような雰囲気で、
今まで自分がどう思っていたのかを、
サラサラと話し始めた。

出会った頃、違うと感じ始めた頃、結婚前、
結婚後、そして、別れの決意。やり直す。
妊娠。

場面場面でいろんなことがありすぎた。
自分にとってのありすぎる大きな出来事の数々に
精神的に飽和しちゃって、
今は軽いノイローゼに近いのかもしれない。

電気が消えていたからかもしれない。
パパは寝ていたかもしれない。
けど、ナチュラルに感じた気持ちを
スーッと話せたのは本当に自分が驚いた。

やっとわかった。
私が欲しいものは安心だった。
愛し愛され、幸せを噛みしめ、
静かにのんびりと生きていきたい。

自分の気持ちがもう少しのような気がする。
先週、パパと2人っきりで過ごせたことが、
ほんの少し私の気持ちのリフレッシュになっているんじゃないかと感じる。

実際、私の精神状態とか体調とかって
全然変わっていないんだけどさ、
でも少し自分をダマすっていうか、
暗示にかけるような感じでさ。
今ここへきて、わずかに自分の精神状態が
落ち着いたかなと思う。

ところで。
お風呂に入ってもさ、
髪の毛が洗えなくなってきた。
パパに洗ってもらいたいなぁ。
なんて、そんなのムリかぁ〜。

いつまで私のこの気持ちが続くか・・・・だけど、
とにかく少しがんばらないと。
身体がヤバいんだから。

昨夜少し眠れたと思う。
まだこれを書いてる今は頭が起きてないんだけど、
身体をゆっくりさせないと。
だってもう歩くのだけで精一杯。
妊娠当初は想像つかなかったなぁ〜。

あっ!ドラマの再放送の最終回が始まる!


実はバツイチ

2003年9月17日
そうです。最近自分の生活でいっぱいいっぱいだったから忘れてた。
そう!バツイチだったんだ。

親友が4年前再婚し、再々離婚が決まった。
思えば、私は彼女の人生を
追いかけるように結婚や離婚、再婚をした。
何気に彼女の結婚した相手は前回も今回も
似たような条件な人。
かくいう私も、そういえば同じような人。
人間的には違うんだけど、
家族構成や環境など、いろんな意味で
かなり近い人と再婚した。
やっぱり何を言っても時代は繰り返すんだろうか。

もっと驚きなのが、
彼女は結婚してこれからっていう時に妊娠。
そういえば、私もそうだった。

おいおいっ!私は4年後にどうなってるんだ??
正直、かなりの不安が頭をよぎる。
ただ・・・・彼女のダンナさんと私のパパはタイプが
似てるようでずいぶん違うかな。
最初はあまりにも似すぎてどうしようと思ったけど、
彼女の離婚話がだんだん膨らんでくるうちに、
ちょっと違うかな・・・と思えてホッ。

ちなみに4年後、私は天中殺だった。
おぉ〜っ!!またもや離婚か・・・。
っていうかパパに女ができるんだろうナ。
いいや、仕方ない。離婚するしかないね。

っで、何度も話しただろうに、
彼女から改めて私の離婚話を聞かれて、
久しぶりにいろいろと思い返しながら、
メールを送った。

そうだった!あんなことやこんなこと。
今のパパとの生活に辛く苦しい日々を送っていて、
「まだ前のダンナさんの方がよかったかな」と、
ふと感じてしまうことがあったけど、
いやぁ〜、別れて正解!当然だよね。
今はパパからそんなに冷たくされていないし、
どうにか楽しく生活できてるからさ。
そこを比べてみるなら、断然離婚正解だった。

だいたい、つきあってた人よりも、
前のダンナさんのことが思い出せないくらい。
そうだ!結婚してたんだっけ?っていうくらい、
「前のダンナさん」という話が
たまにパパから聞かれることとかあるんだけど、
でもすっかり忘れているからさ、
そう呼んでるだけで、あまり自覚がない。

結婚に正解なんてないんだろうナ。
けどさ、何度結婚したっていい。
何度離婚したっていい。
それができるってうらやましいんだよ。きっとね。
結局は、最後に幸せになっちゃったもんが勝ち。

さて。そんな私の4年後はどうなってるんだろう。
パパと一生恋人同士でいられるかしら??

ポロリ涙

2003年9月16日
今日はいつもと違う。
パパのお友達が外国へ永住してしまうので、
成田空港に見送りに行った。

そのお友達は私は会うのは2度目。
先日初めて会ったばかりだった。
けど、3年前から知っていた人だった。

そのお友達は3年前にあることで哀しんでいた。
偶然それを知った私は、彼女にメールを送った。
そのキッカケが3年経った今、実を結んだ。
あの時に私が私なりに感じた胸の痛みは、
今でも変わっていないし、
素直に悲しいと思う私に「そんなうわべの同情」と
笑った人が当時いた。
しかし、私は本当に胸が痛かったんだ。

パパと結婚することになって、驚いた。
そう、彼女はパパと知り合いだったのだ。
そして、やっと3年越しで会えた。
のに・・・・、のに遠くへ行くことになってしまう。

なんでだろう。
いい人ほど、遠くに行ってしまったり、
はたまた亡くなったりしちゃうのって。

そのパパのお友達は、
唯一パパのお友達の中で私にやさしく接してくれた。
みんな私に笑顔で接してくれるけど、
みんな心に思うことがあるんだろう。
パパの彼女のこととかを思うんだろう。
とても敏感な私は肌で感じてしまう。
けど、そのお友達は素直に
私と会うことを喜んでくれた。
本当に嬉しかった。

なのに、外国へ行ってしまった。
これからいろんな話ができたりする
そんな感じの人だったのに。
絶対に泣かないにしようと心に決めていたけど、
突然ふと別れの瞬間がきた時、
何かを言おうとしたら涙しか出なかった。
思うことすら上手く言えずに。

また会えるんだから大丈夫なのはわかってる。
けど、悲しかった。

クリスタルの海

2003年9月15日
たっぷり寝て元気なパパは
めずらしく寝ている私を起こした。
「海へ行こう」と。
挙句の果てには「お前をおいていく」だの、
「先に行くだの」言っていた。

目の前は海。
少しうす曇りなんだけど、晴れそう。
そう!今年最初で最後の海。
そして、パパと2人で過ごす最初で最後の海水浴。
いつも、ちゃんとゴハンを食べないとイヤなパパなのに、
頭はボサボサ。お腹はすかせっぱなしで、
海へ行くと言ってた。

私にとっても久しぶりの海。
去年だってどうしたっけ??ってな感じだし。

大きなお腹でビキニを着て、
人があまりいなかったからできたことなのかもしれないけど、
海に入ったら、身体が軽いし気持ちいいし、
よかった。
ひーちゃんも静かにしていた。

パパを追いかけて一緒に海を楽しんだ。
もっともっとパパと一緒にいたかったな。
そんな風にも思ったんだけど、
たった1日しかないパパと2人だけの海。
9月にしては、水が温かく、
水もきれいだった。

少し眠っていたら、ずいぶん日焼けしてしまった。
パパもかなり日焼けしていた。
パパは海の中で水晶のブレスを落としてしまった。
そう・・・・でもね、
これでいいのかな・・・・なんて思った。
クリスタルの海は、
私とパパの思い出の海になったかもしれない。

パパとの短い旅行はあっという間に終わった。
心の底から笑ったり楽しんだのは、
本当に本当に久しぶりだったように思う。
お腹に子供ができたとわかってから、
何となく・・・・喜んでいるようで喜べずにきた。
見えないストレスがたまっていたのかな・・・・・。

現実に戻るのがイヤだった。
帰るのがとても苦しかった・・・・。
パパを1人占めできたわずかな時間が
終わってしまうのが苦しかった・・・・・。
私のパパなのに・・・・。

これといってパパと特別な話をしたりしなかったけど、
でも結婚して初めて心から安心できた日々だった。
パパと一緒にいてよかった。そう感じた。
小さな思い出が私の心を少し暖めてくれた。
昨夜からパパはとてもよく眠っていた。
何も気にせず眠るパパを見て、
私はとてもうれしかった。
そういえば・・・・去年、途中で起きた私は、
自分とパパの寝姿が似てることがうれしかった。
パパはあの時もイビキをかき、
今年もかなりの高イビキをかいて寝ていた。

自分でもよくわかんないんだけど、
この1年いろんなことがあったなぁ〜と思いつつ、
やっと気持ちを塗り替えていく思い出が
できたのかな・・・・と、幸せに感じた。

お昼頃からある牧場にでかけた。
お花がきれいに咲いているっていうのもあったし、
私の運動にもなるし。
車で1時間。景色のいい気持ちのいい山に到着。

パパは北海道出身。
ずっとパパの喜ぶ顔が見たくて、
いつか来ようと思っていた。
それは・・・・ジンギスカン。
連休ともあって、混んでいたんだけど、
逆に閑散としてるよりも
こういう行楽地って人がいっぱいいたほうが
楽しいんだよねっ。
しばらく並んでジンギスカンを食べました。
私は以前食べられたんだけど、
やっぱりダメなんだよねぇ〜、ニオイ。
でもパパは汗をダラダラかきながら、
嬉しそうに美味しそうに食べていました。
見てるだけで嬉しかった。

その後、乳しぼりをした。
妊婦の時に乳しぼりをすると、
お乳が出るようになる!?と勝手にジンクス。
でもすっごく楽しかった!
牛のお乳ってやわらかい。温かいし。
この牛もお母さんなんだ・・・・と思い、
顔を見ると・・・・う〜ん・・・やっぱり牛。
あんまりこの顔にはなりたくないな・・・なんて^^

牛乳を飲み、ソフトクリームを食べ、
飲むヨーグルトを飲み、牛乳まんじゅうを食べた。
ああいうトコに行くと、
とりあえず食べなきゃと思ってしまう。

山にある牧場なんで、
上まで上がる体力がないから、トラムに乗る。
ちょっと遠回りしながら、
山の上に到着。
途中、羊やヤギを見る。
写真を撮ったりして、のんびりと山を降りてくる。

サルビアの畑がきれいだった。
コスモスもちらちらと咲き始めていた。
動物とふれあうトコに行って、
ブタと話す。やっぱりブタにはブタの気持ちが
わかるのか・・・・可愛かった・・・・。

家族連れが多かった。
当然なんだけど、まぁ〜可愛い子がいなかったかな。
自分のまだお腹の中にいるひーちゃんが
一番可愛いと絶対に思った。

これから、私はこうやってパパと手をつないで
歩くことってなくなっちゃうのかな・・・・。
そう思うとちょっぴり悲しくなった。
家族が増えるって、それはそれで楽しいことなのかもしれないと、
家族連れの人たちを見て思った。
そもそも、私自身の身体が調子がとても悪いし、
ちゃんとひーちゃんに会えるのかな・・・って。

たっぷり自然を満喫した。
やっぱり普段の生活とは違うトコだし、
ひょっとしたらパパと結婚して初めて出かけたかもしれない。

空気がきれいだった。
お腹が張ってしんどかったんだけど、
でも気力で歩いた。
パパと過ごした景色は、ブルーベリーの味がした。

帰ってきて、またまた早く眠ってしまった。
話したかったのに・・・・。
一緒に寝たかったのに・・・・。
でも山を歩いて精一杯だったんだな、私。

パパと2人っきりがうれしくてしょうがなかった。

松茸からスタート

2003年9月13日
今日からパパと2人っきりで過ごす。
毎日そうなんだけど、
今回はちょっと違う。旅行。

午前中、朝からずっと旅行の仕度をしていた。
何でなのか、私は洗濯・掃除をしながら、
仕度をするトコがある。
お腹が大きくなり、動きもにぶいから、
いつもより時間がかかる。
けど、パパとの旅行が楽しみで
一生懸命仕度をする。

お昼にパパが帰ってくる。
ようやく出発。
仕度だけでも疲れてしまった(^^;)

あるホテルのランチなんだけど、
松茸御膳を食べた。
毎年楽しみにしてるランチ。
ちょっとランチにしては量が少ないし、
割高なんだけど、
やっぱり秋は松茸かなぁ〜。
松茸を買って自分で作るより、
贅沢かもしれない。
今年のメニューはお刺身だけでなく、
お肉がついていたりして、パパでも楽しめるものに
なっていた。

そのあと、大型スーパーへ。
大したものを買いにいくんじゃなかったんだけど、
週末に行ったのは初めてだった。
人がいっぱいいて、ビックリ。
っていうか、もっと驚いたのが試食。
う〜ん・・・・松茸でお腹がいっぱいだったのに、
やっぱり何故か食べれてしまう。
スーパーとして考えるとたくさんの試食があった。

っで、やっと目的地へ向かったのでした。

着いたのは夜。
思ったよりお腹がすいてなくって、
ドライブした挙句、やっぱりラーメン屋へ。
夜だったから何も見えなかったんだけど、
実はあそこは海辺のラーメン屋だったのです。
向かい側にはいつもなら、
海が広がっているんだろうナ。
私は一度も明るいあの海を見たことがないのです。

いろんなことがあった1日だった。
久しぶりに行った我が家の別荘。
マンションなんだけど10階。
とても景色のイイ!オーシャンフロント。

短い間なんだけど、パパと過ごす。
いつもパパと2人なんだけど、
誰にも何にも邪魔されない・・・・1人占めかな。
パソコンばかり眺めてるいつものパパと違うし。

実はそこはパパと1年前に行った思い出の場所でもあった。
あの時はパパに会ったばかりで、
ずっと一緒にいられるのが嬉しかった。
それから1年たった今、
結婚し妊娠8ヶ月となった。
去年、想像もつかない自分になっていた。

パパといっぱい話したかったんだけど、
1日のスケジュールを終え、
やっと着いたし、眠くなってしまった。

うれしかった。

パパ大好きッ子2

2003年9月10日
昨日、あまり体調が良くなかったからガマンできず
とうとう病院へ行った。
うん・・・・経過が良くないんだよね、やっぱり。
治療や診察って、本当に痛くって、
こんなんじゃ出産なんてムリなのかと思っちゃう。

いろんなことがあって、イヤ・・・・。
出産とかそういうのがイヤなんじゃなくて、
どうしてこんな気持ちになっちゃうんだろうって、
私の身体がイヤ・・・・。
辛くても頑張らなきゃいけないんだけど、
わかってるんだけど、泣き言を言いたくなる。

パパともっと仲良くなりたい。
もっともっと話したいし、一緒にいたい。
あんまり頑張るとムリしちゃうんだけど、
身体がもう本当に危ないので、
少しのんびりしたい。ゆっくりしたい。

今日もパパは帰ってきてくれるかな・・・・?
すごく甘えたい。

パパ大好きッ子。

2003年9月9日
お前の思うやさしさは何?
そうパパに聞かれて、答えられなかった。

ずっと元気がなかった。
クヨクヨして、毎日生きた心地がなかった。
それぐらい、私はパパが好きで、
誰にも取られたくないという気持ちが強かった。

妊娠って、想像以上にいろんなことがある。
ガンの原因になる細胞が見つかり、
絶望的な気持ちにもなったり、
私の身体なんて決していいことはなかった。
誰も味方がいない上、身体も味方してくれないと、
本当に悲しく泣いた。

元気を出さなきゃと少し思うようになった。
パパとラブラブでいたいから。
でもどうしたらいいのかがわからない。

過去の恋愛なんてすぐに忘れちゃうけど、
きっとパパとサヨナラしたら、
私はパパを一生忘れられなくなる。
それだけ好きだからさ、
どうしたらいいのかわからない。

パパが大好きなのに。
私の気持ちは伝わっているのかな・・・・。
手のしびれが悪化してるんだけど、
何気にやっぱりキーボードは打てるんだよね。
感覚なくてもピアノじゃないんで、
ラクラクに打てます。

さて。
身体の調子がどんどん悪くなっていって、
本当に心底苛立ちが激しくなってきている。
夜は眠れない。朝方まで意識があって、
やっと眠れたと思ったら、
パパは出勤時間だったり。
あまりのショックでその後20分ジッとしてた。

日々いろんなことを考え、
自分がどう生きていこうかと思う。
いつも相手のことを思って合わせてきてたので、
どう対処していいのかよくわからない。

パパと昼間にケンカをした。
そして、パパは出て行った。
あまりの辛さに声を出して大声で泣いた。
妊娠してから、情緒不安定すぎて、
もう何度泣いたかわからない。

パパは2度と帰ってこないと思った。
1人で、土手の公園へ歩いていった。
やっとの思いで歩いていった。
これじゃ、あそこへは行けないナ・・・。
どうしてもパパと行きたい場所がある。
でも歩けないと行けない。
あきらめなきゃならないかもしれない。

もうパパの思うようにすればいい。
そんな気になった。
私がとやかく言ってもしょうがない。
あきらめることがいいんじゃないかと思った。
それでパパの中で
私が必要じゃなくなればそれでいい。

芸能界に憧れ、どうしてもやりたいことがある。
ならば、私を捨てればいい。

前にパパは彼女のことを、
「犬や猫じゃないから、捨てられない」と言い、
「家族のような存在」と言ってた。
そっか・・・・私なんかよりも、私の家族よりも、
パパにとって彼女は家族の存在なんだと思った。

いいね、私なんか。
いらないね。

パパにいらなくなりそうな時は、
私は捨てられればいいんだよね。

ウソと信頼。

2003年9月7日
思えば、パパから些細なウソを重ねられることが
多かったかもしれない。
どんどん話が変わっていくから、
敏感な私は話の筋の違いに気づいてしまうことが
あった。

それでも、私は信頼を重ねていたつもりだった。
パパの苦しい説明や言い訳のたびに、
私の信頼は1からやり直さなきゃならなかった。
少しバカな女ならよかったのかもしれない。
少なくとも私はそこについてはバカじゃなかった。

仕事できたらよかった。
私はパパだけが頼りになりすぎて、
どうしてもパパしか考えていない。
今からでもいい。

お金がないんだけど、
パパはいろんな話をするんで、
聞いていて苦しい時がある。
私の出産費用はどうしよう。
実はずっと毎日悩んでいた。
たぶん、どうにかなるだろう。わかってる。

けど、あまりにも
パパは私とのことではなく、
全国にいる友達との義理や楽しみばかりで、
行かなきゃとか遊ぶ約束とかなんで、
私は悲しい。
パパは1人で行きたいんだと思う。
待っている人はたくさんいるから。

その間に私はお金を稼いでいればいい。
パパだって楽しみがほしい。わかってる。
私だって楽しみがほしい・・・・。

結婚前に自分の貴金属を売ってお金を作った。
それをパパとの生活やプレゼントに使った。
けど、パパから誕生日もクリスマスも
思い出せばなかったっけ・・・・。
幸せなら何も思わなかった。
けど・・・・厳しい現実は違った。

私の楽しみってなんだろう。
私はパパから自分勝手と言われたけど、
実際は自分がないっていうのが本当かもしれない。
パパのためなら・・・・と、いつもパパのことを考え、
今まで私は何をしてきたんだろう。
自分のことは何1つせず、これでも
パパのために生きてきた1年だった。

パパを忘れればいいんだろう。
それぐらいしなければ、私はパパに迷惑をかける。
パパが何をしていようと私は
静かにしていればいいのかもしれない。

そういえば、結婚直前に占いで言われた。
「99%離婚します!」
なんだろうネ・・・・。
私はそんなに相性がどうのとかって思えない。
気が合わなくたって、上手くやてる夫婦はあるし。

でもさ、夫婦ってむずかしいネ。
上手くやろうと思いすぎるからダメなのかな。

可愛い奥さん、いい奥さんって、
どうしたらなれるんだろう。

怒らせてしまった。
けど・・・・。説明はいいネ。
困らせるつもりはなかったし、
私さえいなければ良かったんじゃないかと、
ずっと思っていたから。
私がいなければ、パパは幸せだったかもしれない。
そう考えることが多い。

私がパパと幸せならそれでいい。
あれだけのことがあって、
どうしてもそんな自己満足のように
考えることが私にはできなかった。

怒らせてしまって、
今日はのんびりしてたんだけど、
静かに思うことがある。
私はパパに甘えたい。
ずっとずっと思っていた。
甘えたい。

休みの日だって、
なんだかあまり話してないみたい。
時間もないし、
少しでも甘えたい。
私はそう思っていた。
・・・・・・・ことに気づいた。

わずかな時間

2003年9月5日
もし、仮に私が死ぬなら・・・・。
そう頭をよぎることが増えてしまった。
少しずつ、話をする気にならなくなった。
涙が自然と出るようになってきた。

もっとパパとの思い出がほしかった。
パパは私との思い出特別いらないみたいだけど、
もう出かけることだって、
できないんだよね。

赤ちゃんは無事。たぶん、元気。
パパは私がどうなってもいいと考えてるなら、
赤ちゃんの命だけは助かってほしいと思う。
きっと、私が入院したりすると
パパは安心して遊べるもんね。
なんで、こうなる前に死ななかったんだろう。

病院に検診に行った。
本当は妊娠してからずっと経過が良くなかった。
この前だって、パパのお友達に会って
「元気そうだね!」なんて言われたけど、
元気は元気。でも私の心は曇っていたんだ。

私の知らないパパのお友達が私を見て、
妊婦なのに走ったと言ったみたいで。
どうして、そんなことを言いつけるんだろう。
どうせ、そいつは私を知ってたって、
挨拶もしないで、あの人が奥さんよって、
やってる奴でしょ。
知りもしないくせに、パパに言いつけて。

何年ぶりの友達が私の為に会いに来てくれて、
パパのライブを聞きにきてくれた。
それがわかった。
パパのお友達でさえ、ライブを知ってても来ない人もいた。
あんなに大勢いるパパのお友達。
それなのに来ないじゃない。
誰一人だって、私に会いたい人なんているわけがないじゃない。
私だけに会いに来てくれる人は大切なお友達よ。
大して走ってなんかない。
嬉しかったから、急いでしまった。
それと私の体調とは関係ない。
むしろ、そのお友達に会えることのほうが、
元気になれるわ。
感激の再会をガタガタ言わないでほしい。
私の身体は私がわかっている。

・・・・しかし、自覚症状がないことはわからなかった。
実際、走ったりしたことと関係はないんだけど、
ちょっと厄介なことにまたなってしまった。

今、大出血する可能性が出てきた。
早産、もしくは未熟児出産。
最悪は私の命が危なくなる。
そう・・・・今更、出産で死ぬなんてことは
あまり聞かないけど、
自分にその可能性がある。
親があせり、今まで想像もしたことない
私の死を恐れているみたい。

どうしてこうなっちゃうんだろう。
とりあえずは安静にしてなきゃならない。
確かに毎日の生活、ムリをしてた。
辛くても自分でやってきた。
それが直接の原因じゃないみたいだけど、
どうして私なんだろう。

パパとの生活もあとわずか。
だから、少しでも思い出ほしかった。
けど、今回のことはずいぶん自分に大きな
ダメージがあった。
頑張ろうってこれでもすごく思っている。
けど、パパとも話せなくなってきた。

お金もない。けど、パパはお友達と
飲みに行きたいし、楽しい話ばかり。
確かにそうでしょう。ガマンしてるよね。
でも、お金がないのにそんな話ばかりで、
私は悲しくなる。

もう全てにあきらめなさい!と言われた。
パパと一緒にいないと何をしてるんだろうと、
気を揉むことばかりで、
落ち着くこともない。ゆっくり寝ていられない。
女の人とばかり電話したり、メールしたり。
パパはそんなことないって言っても、
私にはわかるんだよ。
じゃ、逆にどうなんだろう。
私が毎日他の男の人と電話したりメールしたり、
「でも友達だから」そう言われても、
いい気持ちでいられるのだろうか。

結婚してずっと心から抜けなかった。
どうやら今のこの体調の悪さは、
ストレスらしい。
そう・・・・心因的なことがこうなってしまった。

昨日、長い時間昼寝をした。
私にしてはとてもめずらしいというか、
結婚して初めてのことだった。

パパにしてみれば、
お金ないし、働かないし、
食べるだけ食べて、邪魔なだけなのかもしれない。
悲しいネ。悲しいネ。

体力に限界がきた。
本当に、今まで辛かった。
少し休みたい。素直に思う。

ならば、死ねばいいんだ。私。

人にはそれぞれ思い出がある。
しかし、私には忘れられないほどの思い出はない。
後ろ向きな私が、何故か前向きに物事を考えられるのは、こんなことくらいかもしれない。

パパには忘れられない人がいっぱいいる。
忘れられないどころか、
忘れたくない人の方が多いのかもしれない。

ちょっと哀しいなと感じたことがあった。

結婚ってなんだろうネ。
よくわかんないんだけどさ、
自分が幸せな結婚なのかどうかがわからなくなる瞬間があった。

パパが私にやさしい顔で
「お前、幸せ?」と聞いてくれた。
「たぶん・・・幸せ」そう私は答えた。

なんで、たぶんなんだろう。
でもふいに自分の口から出たのが「たぶん」
という言葉だった。

結婚して何が良かったんだろう。
いいコトなんてあったんだろうか。
1人じゃないって思ったって、
所詮やっぱり1人。
パパは私よりも他に頼ったり話せる人がいるから、
私でなきゃいけない必要はない。

私の家族と友達だけだった。
結婚しておめでとうと言ってもらえたのって。
パパの友達からは、
私がパパと結婚したことなんて、
そんなことよりも「はじめまして」だった。
別に祝ってもらわなくたっていい。
言葉なんてどうでもいい。

でも、みんな私があの人からパパを取ったと
思っているみたいで、
特に女の人はネ・・・・。
じゃあ、だからといって
奪い取った私は幸せなのかっていったら、
ここまで来るのに、
何度も何度もくじけて、1人で泣いて、
パパとの生活だって、
苦しいことばかりだった。

しばらく前のことだった。
元カレから電話があったっけ。
「・・・・・やっぱりお前がよかったなぁ。
俺とやり直すかぁ〜!」と言って笑ってた。
私のことを想ってくれていた人もいたんだと、
ちょっぴりうれしかった。
そのカレは、思えば一緒にいると安心できた。
私だけを見ててくれてたような気がする。
今からやり直すなんて、そんな気持ちないけど、
「お前が別れたら、俺も別れるから連絡しろ!」なんて言ってた。
長い間忘れていた人。
もう会うことないし、話すこともないけど、
そういえば唯一写真が捨てられなかったっけ。
机の引出しにしまってあったかもしれない。
その人でさえ、私に結婚おめでとうと言ってくれた。

何が不満っていうわけでもない。
けど、パパのお友達から、パパと結婚したことを
あまり歓迎されていないっていうのは、
やっぱり女として寂しい。

結婚式も新婚旅行もなかった。
急いで一緒にいたかった私のせいでしょう。
でも時間をかけたって、
きっと式も旅行もなかったはず。

ズラズラ書いて何を思っているんだろうネ、私。

きっとパパにも誰にもわからないんだと思う。
見えない重圧。
一生懸命、ここまで耐えてきた。
私は結婚したんだ!間違ってない!
そう自分に言い聞かせてきた。

パパには他に子供がいるのかもね。
私の知らない・・・・子供がいるのかもね。
みんな調子のいいことばかり言って、
裏でコソコソやってばかり。
私に知られてないって思っているみたいだけど、
私のように勘の鋭い奴にはわかる。

精神的にあまりよくないネ。
1人でいると考えてしまう。
時間があると、もっと考えてしまう。

今、私におかれてる現実は、
本当に本当にこれでいいんだろうか?
パパが好きで好きで一緒にいて、
これでいいんだろうか。

まだ私はちっちゃい人間だね。
もっともっと頑張らなきゃいけない。
もっと強くならなきゃいけない。
もう1人じゃ無理だわ。
ここまでいろんなことがありすぎたから、
1つのことだけ思っていればいいみたいな、
そんな気楽なもんじゃないから、
ずいぶんこれまで頑張ってきたよ!

誰かによりかかって生きていきたい。
ちょっと心が疲れちゃった・・・・ナ

疲れ。

2003年9月2日
疲れがとれない。
どうしてもとれない。
身体がどんどん疲れていく。
お腹が大きくなっていってるからかもしれない。
体力がずいぶんなくなってしまた。

眠い。疲れた。
言えない。パパにも言えない。

そんな昨夜、眠れなかった。
パパに言うとだまって抱きしめてくれた。
私は幸せなのかな・・・・と感じた。
おかげで少しは眠れた。

お腹の中の成長があるんだろう。
何をやっても苦しいし、動けない。
自分がもどかしく、そして眠れない。

世の中の人間はうそつきだ。
今日もそう思う。

この週末にいろんなことがあって、
私の心も身体もとっても疲れた。

まだ頭の中が整理できてないほど、
実は誰にも言えず、とっても疲れていて、
作り笑いももう飽きたぐらい・・・・。
妊婦だからって甘えちゃいけないと、
頑張りすぎたかなぁ。
いや・・・・実際はラクだったの。
でも、あとからあとから身体がしんどくなってくる。

そして、少しずつ自分が動き出してるのも
わかっていた。
人間って経験。ホントにいろんなことがあると
そう思う。
そこを少しずつクリアにしていくと、
前へ進んでくる。


私は・・・・1人でも生きていけるようにしなきゃと
思った。
1人で生きなきゃいけなくなるんだからさ。

私はまた少し変わった。
疲れた・・・・。本当に疲れた・・・・・。

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